猫を飼いたいけど、何をポイントに選べば良いのかわからないという方たくさんいると思います。私もそのひとりでした。
この記事では、どのようにして猫を飼うかをまとめました。ぜひ参考にしてみて下さい。
猫を飼う前に、まず知っておきたい事
猫を飼う前に、家族にアレルギーがあるか確認しましょう。飼った後に家族の誰かがアレルギーがあると大変です。猫との接触を避けるように住み分け対策をするか、アレルギーがひどいようなら手放さないといけなくなるかもしれません。そうなると、新しい環境に慣れようとしている猫にとって、大きなストレスになります。飼い主にとっても情が湧いてきた猫を手放すということは悲しい事ですよね。
アレルギーの有無は病院で検査をすれば分かりますが、手っ取り早く知りたい場合はお近くのペットショップでお試しに触らせてもらうのもよいです。店員さんにお願いしたら触らせてもらうことが出来る店舗もあります。もっと触れ合って見ないと分からないという方は、猫カフェに行くことをお勧めします。お店にもよりますが、1時間1,000円で1ドリンク付きのとこや、平日限定でお得なコースを設けているところもあります。そこで思いきり猫と触れ合うことができます。
猫はどこで買えるのか、または保護猫を迎えるか
猫をお迎えするには、ペットショップやブリーダーから購入する、友人から譲り受ける、野良猫や保護猫を迎える、といろいろな方法があります。
好きな猫種がいて、どうしてもこの猫種が飼いたい!!という事ならブリーダーやペットショップが良いでしょう。いろいろな猫種を扱っていて、希望の猫種がいなければ他店舗から取り寄せてくれるお店もあります。また、子猫のうちから飼うことができるので、猫の成長過程を楽しむことができます。しかし、生体費用が猫種によっては高額になるので、ご家庭の予算と相談しながら検討すると良いでしょう。
保護猫の場合、生体費用はほとんどかかりません。保護団体にもよりますが、譲渡が決まったら接種したワクチン代、病院の治療費を支払うことがあります。保健所や保護団体が行なっている譲渡会に参加するのも良いですし、保護猫カフェに行くのも良いでしょう。保護猫カフェでは集団で生活しており、お客さんもたくさん来るので、人に慣れているか、猫とは仲良く出来ているか知ることができます。またカフェのスタッフに猫の性格や食事の好みを聞くこともでき、アドバイスをしてもらえます。
オスかメスかどちらを飼うべきか
一般的に、猫は好き嫌いがハッキリしていて、気分屋というイメージがあります。性別で差があるのか調べてみました。
まずオス猫ですが、ヤンチャでいろんな物に興味を示し、人懐っこくて甘えん坊と言われています。猫とたくさん遊んであげたい、またはめいっぱい可愛がれるという方は、オス猫との生活は楽しいものになるでしょう。性成熟を迎える頃には、しっぽを上げて壁などにおしっこをかける『スプレー行動』をするオス猫もいます。
メス猫は、おっとりしていて自立心が強いため、一匹でお留守番は苦ではありません。また、母性本能が強いので、小さなお子さんがいるご家庭に向いていると言われています。オス猫と同じくメス猫も性成熟を迎えると、『スプレー行動』をする猫や、発情期には低くこもったような鳴き声で鳴き続けます。夜中も鳴き続けるのでご近所迷惑になることもあります。
将来的に出産をさせる予定がなければ、避妊・去勢手術をしてあげた方が、病気にかかるリスクが減ります。発情期の困った症状に悩まされることも無くなります。生後半年を迎える頃に体重が2㌔超えていたら、避妊・去勢の手術の目安です。
子猫から飼うか、成猫を迎えるか
猫を初めて飼う方は、子猫から飼うか成猫を飼うかとても迷うと思います。まずはご家庭の生活スタイルを考えてみましょう。
子猫は環境に順応しやすく、人に慣れるのも早いと言われています。また、小さいうちから飼うことで信頼関係を築きやすいです。しかし、生後半年くらいまでは体調が安定せず、よくお腹を下したり風邪をひいたりします。また、朝は元気だったのに夕方帰ってきたら亡くなっていたということもあるほど体調が不安定です。子猫を飼うなら日中誰かが家に居る、または在宅ワークの方が良いかもしれません。
日中留守で帰宅時間が遅く、あまりかまってやれないというご家庭の方は、ある程度成長している猫が良いでしょう。成猫は体調も安定し、一匹で過ごすことも上手です。猫は静かな環境を好みますので、お留守番は得意とされています。
実際に初めて猫を飼うために、私はこうした!
・猫を飼うことになったら、まず家族にアレルギーが無いかをチェック!!ペットショップなどに行くも良し。詳しく知りたいなら病院で血液検査を。
・飼いたい猫種がいるならペットショップかブリーダー。こだわりは特にない、または予算が用意できないという方は保護猫を迎える。
・猫とたくさん遊びたいっ、甘えられたいっ、という方はオス猫がおすすめ。ご家庭にお子さんがいる、まったり猫と過ごしたいという方はメス猫がおすすめ。
・日中留守でお留守番させる事が多い方は成猫が向いている。成長過程が見たい、在宅でかまってあげる時間がある方は、子猫がおすすめ。
私は以上の4点を踏まえ、子猫2匹をお迎えしました。まずペットショップで猫を触らせてもらった後、猫カフェに通い、子供が猫を可愛がれるか見極めました。その保護猫カフェで出会った子猫の兄妹を子供がすっかり気に入り、迎えることにしました。
いよいよ猫を家にお迎えするという時に、最低限用意しておきたいものや、猫の脱走防止対策、急な体調不良の時の対応などを次回投稿します。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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